ネットからの情報をもとにして構成する、己の欲求を満たす為の悲しい作業の記録      2次情報確証バイアスブログ。

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入国管理局が俺に仕掛けたドッキリだと考えることで納得してみることとする

 日々生きていることには意味などあるのだろうか。

意味など必要なのだろか。

意味の無いことをする、そして考えるのは無駄なことなのでしょうか。

コスパってなんだよ。

意味の無いことに日々精進している低コストパフォーマンスなひとです。

 

白いバラの花言葉とそこに込められたる想い

白バラの花束を届けて欲しい、そんな注文が入りました。

 

白いバラの花言葉

  • 尊敬
  • 純潔
  • 約束を守る
  • 無邪気
  • 恋の吐息
  • 私はあなたにふさわしい
  • 心からの尊敬

その花言葉が示すように白いバラに清楚で上品なイメージを抱いている方も多いかと思います。

けがれが無く清らかである見た目の印象により、何色にも染まっていない無垢なものとの考え方もあり、ブライダルにおいては定番であり続けています。

 

派手な印象でない分、プレゼントとしてはちょっと意味深な感じもあるような気がします。 

 そんな白いバラの花束を届けて欲しいとサラリーマン風の方からのご注文です。

 

花にはそれぞれ花言葉があるのはご存知の方も多いと思います。

色や咲き具合によっても様々な花言葉があります。

その本数や組み合わせによっても意味合いを持たせることが出来ます。

 

こちらを参考にしてください。

薔薇の「本数の意味」「色の意味」をご存知ですか?

 

自分の思いを花束にこめて、最愛のあの人へ、

また、面とは向かって言えない感謝の気持ちを花束にかえて・・

と、色々なシチュエーションで利用することが出来ます。

ただしお互いにその辺を理解しているのであれば、の話ですが。

 

まあ、普通はあまり深く考えず見た目で選ばれることのほうが多いと思います。

まずは見た目が一番です。

私個人的には、深く考えることはないと考えています。

予算もあるわけですし、大切なのはその気持ちですよと。

 

送られた相手もその気持ちがうれしいはず、と言う性善説的な考え方を前提に話を勧めます。

 誇り高き白ばらのひと オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ

サラリーマン風のお客さんの注文を受け、白いバラを20本花束にしました。

f:id:nico_sekiguchi:20170925115041j:plain

http://ttps://www.amazon.co.jp/fleurcoco

イメージ的にはこんな感じ。

さらにリボンも白にしてくれと言われたので白いリボンで。

ちなみにバラの花20本には「真心あるのみ」との意味合いもあるようです。

 

お届け先は、店から程近い某駅前のスナック。

駅前とは言っても寂れた印象は否めない地方の田舎の駅前です。

 

そんなスナックのママさんへ白いバラの花束 を送るわけですよ、

普段の感謝の気持ちか、特別な思いがそこに有るのか?

下心満載なのか。どんなドラマがそこには有るのか?

 

どうでもいいんです。そんなこと。

どんな気持ちで誰にプレゼントしようが。

 

それよりこっちは営業時間が過ぎているんです。早く帰りたい。

すでに残業も含めた営業時間もすぎて時間外労働なんですよと。愚痴も言いたくなりますよ。

 

お届け先の都合上どうしても遅い時間になることがあります。

こちらの営業終了時間の1時間後とか・・・そんな時便利な人材が わが店舗には居ります。

この私です。こんなんばっかり。

 

 まあ、いいですけどね。

 

で、配達に向かいます。

駅前のビルの地下1Fが目指すスナックです。

ありふれた店構えではあるけれど、寂れた街のスナックとしては一等地に立地していると思う。

開店前の店の中にはママさんと思われる女性がひとりいましたが表情が硬いと言うか

愛想がよくないと言うか、何よりも人相が悪い。と感じた。

 もう、人相そして目つきが悪いんですからそのママさん。

さらに態度もなんだかなあって感じだし。

まあ、こっちは客じゃないからね。

 

その人との付き合いの度合いにもよると思うけど、ひとの好みはよく解らないな、なんて思いましたね。

そこには清楚とか上品とか可憐という白いばらのイメージとは程遠い

見た目が黒いはらのひとがいたのですから。

 

だけどどうでもいいんです。そんなこと。

 

 こっちは早く帰りたい。

 

 早くこの下心の詰まった花束を受け取りやがれ、と心の中で思いつつ

最高の作り笑いを浮かべて渡そうとしたら何かキレテんですよね。ママさん。

 

なんか「てにおは」がおかしいので何言ってんのかいまいち解りません。

「てにおは」助詞 - Wikipedia

お隣の国のひとらしい。この人。

 

どうやらこの花束が気に入らないらしいです。

白いバラの持つイメージとはかけ離れている自分に対して、

この清楚で上品な白バラを贈られたことに腹を立てているのか。

否、この人にそんな自覚など無いはず。

ではなぜ?

白い花束は葬式の花束だとか不吉だとかわめき散らしています。

それをお腹を空かせた私がしかたなく聞いています。

想いは人それぞれですから、その人の持つイメージがそうならば仕様が無いですけど。

とにかく受け取ろうとしない。

ひたすらキレている。

そしてお腹を空かせた私。

花束の受け取りを渋る理由

どうやらこちらのスナックですが以前、

入国管理局の方が突然遊びに来られたそうで。

ママさん以外の店の女の子もほぼ外国人らしい。

 

うちの店には別にやましい人間などいないし、何もやましい事はしていないのに、

いい迷惑だとお決まりの愚痴を聞かされるもそんな話、こっちには関係ありません。

いいから早く受け取れよ、と思いながらも 作り笑顔のこの私。

 早く帰らせろよと。

 

そして受け取りを渋る理由がわかりましたよ。

こちらのお店のママさん、以前にも白いバラの花束を受け取ったことがあるとのこと。

そしてその次の日、入国管理局の方が遊びに来られたという。

 

また同じことが続くとは思えませんが、その時のことを思い出させるドンズバな

アイテムであったようです。

 

 やましい事など無いと豪語していましたが地元では外国人のいるスナックは

アレな店が多かったので真実はわからない。

とにかく終始態度がアレな人でした、入管以外も来たことあんじゃねえのかここ。

そして一方的にしゃべった後で、悪びれることなくこう言われました。

 

「赤いバラで作り直して来い」と。

はあ~?」これだよ、もう。

さらに残業しましたよ。お腹空いているのに。

そして 血の色みてえな赤いバラで作り直して持って行きましたよ。

そしたらあっさり受け取りやんの。

めんどくせえなあ、もう。

やっと帰れるっつうの。

贈ったあのサラリーマンも縁起でもないなんて文句言われてんのかな。はっはっはっ。

 

花言葉はあれどもその花に対するイメージはそれぞれであると考えます  そして入国管理局が俺に仕掛けたドッキリだと考えることで納得してみることとする

 

清楚で上品と考えて贈ったものの、相手にとっては不吉な出来事を思い出させるものでしかなかったと言う面白い悲しい話・・・なのだろうか。

 

 

実のところ知ってたんじゃねえのか、あのサラリーマン。 とかね。

 

そして実は入管の職員で「明日、入国管理局が入りますよ」という、

粋な予告アイテムだったら面白いのにと考えながら、腹をすかせながらひとり

誰もいない店へと帰りましたとさ。

 

どちらにしても、それに踊らされたのがこの俺であることには変わりない。

 

 

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